翛然楼の2階では、幕末の志士や佐久間象山と火鉢をはさんで激論を交わしたとされる
幕末から維新にかけて多くの志士が翛然楼へ鴻山を訪ねて国事を論じたとされています。特に佐久間象山とは交情極めて厚く鴻山を月に数度も訪れたといわれています。佐久間象山が訪れると二人は火鉢をはさんで対座し激論を交わし、熱すると相寄り相接して火鉢を押しつ押されつして畳がすりきれるほどだったといわれています。
2階へ登る階段。戸襖で隠されわかりにくくなっています。